治療紹介かみ合わせ

かみ合わせ

2014年10月10日

変形性顎関節症のケース

26年6月5日に来られた新患の患者様

44才女性 歯ぎしり、耳鳴り、首。肩こり、関節雑音などの症状

耳鳴りやめまいなどの症状も関節や骨格から改善

耳鳴り、首・肩こり、関節雑音などの症状を呈している患者様でした。CTを撮影したところ、骨の減少や間接のずれなどを確認。専用のマウスピースをお作りし、着用していただくことで徐々に症状は改善しています。このように、お口の中だけを見るのではなく、顎のずれや、関節の変形を検査、診断し、顎の咬み位置の修正をしてから、歯の治療を行うべきなのです。

2014年6月5日初診時の顎関節のCT画像

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関節上部の輪郭と、関節窩(間接のくぼみ)の輪郭が不鮮明なため、骨の吸収を認めます。
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2014年9月11日に撮影したCT画像

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関節窩、関節頭共に骨の輪郭がはっきりし、骨の添加を認めます。

 

 

患者様から頂いた声

こちらの患者様から治療に対するアンケートとして、このようなお声を頂いております。

耳鼻科でメニエール病と診断され、難聴・耳鳴り・めまいの症状で悩まされておりました。
その上、顎の関節辺りの筋肉に力が入るごとにネチネチと雑音が聴こえ出したこともあり、念の為歯科でも診て頂こうと思いこちらに足を運びました。
ネットで色々調べカウンセリングを受けた病院も他にありましたが、貴院は親身になって話を聞いて頂けたこと、料金重視の内容ではなかったことで私の不安は随分楽になりました。
受付の方の対応も事務的ではなかったので安心できました。現在、治療を始めてから約3ヶ月半になります。
治療の初日はレントゲンを見てどうなることかと思いました。症状はかなり悪いものでした。
25年程前に顎関節症を患い就寝時のみマウスピースを装着していましたが、完治しておらず今の今までずっと症状が悪化していたようです。
長い年月、雑音も痛みも症状は無かったので、そんなことになっているとは思いもよりませんでした。
今回マウスピースを装着して初めて気付いたのですが、就寝時に異常なほどの食いしばりをしていました。この上に咬み合わせの悪さが重なり下顎頭も削れ関節円板も消滅、炎症も酷く自立神経まで乱れているとのことでした。たまたま耳やめまいの症状が出たので、それがきっかけで受診しましたが、これほど酷くなっているとは驚きを隠せませんでした。
このまま放置していたらどうなっていたのかと思うとゾッとしました。
貴院のHPを読まなければ耳鼻科のみで歯科には掛かっていなかったと思います。
後、首や肩凝りにも悩まされているとお話ししたところ、先生から骨の歪みからも難聴やめまいが起こるとのことで、お勧めのカイロプラクティックを紹介してくださったことも、とても感謝しています。
カイロと同時進行で、今まで24時間ほぼマウスピースを装着し頑張った甲斐あり、悩まされていた症状には気をすることなく生活できるようになりました。
通っていて感じたことは、先生任せにせずにまずは自分自身の生活習慣を見直すこと、それはとても大切なことだと感じました。

私はセレクトショップを夫婦で経営しているので、仕事のonとoffが切り替えられず四六時中仕事のことばかりでそれがストレスとなりました。
まずは休暇を増やし、できるだけリラックスできるような場所へ足を運び、自分に合う継続できるストレッチを毎日行っています。

その成果もあって思ったより早く完治に向かっていると思います。
まだ、咬み合わせの調整はこれからですが、最後まできっちりと治療していこうと思います。

豊田先生、医院の皆様、今後もどうぞよろしくお願い致します。

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