治療紹介かみ合わせ

かみ合わせ

2020年1月23日

常に右噛みの癖があり、顎関節の変形がみとめられるケース

【患者様に関する情報】
29才男性。
オープンバイトで噛む位置がはっきりしない。左下が低くて噛み合わせに違和感を感じる。歯ぎしり癖がある。

 

顎関節CT画像の矢状断面

右側顎関節の側方から見たCT画像

左側顎関節の側方から見たCT画像

顎関節CT画像の前頭断面

右側顎関節の正面のCT画像

左側顎関節の正面のCT画像

右側顎関節の正面のCT画像

左側顎関節の正面のCT画像

右側顎関節の正面のCT画像

左側顎関節の正面のCT画像

常に右噛みの癖があるので、左の関節頭が常に前下内方に動いており、左側の関節に慢性的、持続的な負担がかかったため、左側関節頭の骨吸収による変形が起こったと思われます。

顎のストレッチを朝昼晩10回ずつしてもらい筋肉の緊張をほぐし、夜間睡眠時にマウスピースを入れてもらうことにより筋肉並びに関節にかかる負担を軽減させる治療を行います。

ご本人様の症状が軽減し、約3ヵ月から半年、場合によっては1年くらい経過観察を行い、さらにCT検査により骨吸収を起こした部分に新たな骨の添加が起こるのを確認した後に、歯の治療に入ります。

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