治療紹介インプラント

インプラント

2026年4月7日

30年ぶりの再治療。大臼歯(奥歯)が「脳の活性化」に繋がる理由

術前CT

【患者様に関する情報】
・60代前半 女性
・上顎が総義歯、下顎が両側大臼歯欠損の状態で噛み合わせのバランスが崩れていました。
・30年前に当院を受診された患者様が、歯が無くなり噛めなくなったため再治療を希望されました。

治療方針

上の総義歯(入れ歯)を安定させるためには、下の大臼歯部でしっかりと「噛む力」を受け止めなければなりません。
そこで、左右の奥歯にインプラントを埋入し、安定した土台を作る計画を立てました。

〈なぜ噛める状態をつくることが大事なのか〉
下顎を持ち上げて噛む筋肉(閉口筋)は、第二大臼歯の後方の下顎角から頬骨の間に「咬筋」という筋肉が深層と浅層で二重に付着しています。またもう一つの大きな筋肉で下顎骨の関節頭の前にある筋突起から頬骨の中を通ってこめかみの上から耳の穴の後ろまでの側頭部前面に扇状についているのが「側頭筋」です。この2つが顎をかみしめる力を発する筋肉です。

そのため筋肉付着部の大臼歯部分が一番力が入りやすい状態のため、両側大臼歯を噛ませることが非常に大事になります。

両側の筋肉を活性化させることにより、筋肉に流れ込む血流量が増大し、
更には下顎の咀嚼運動をコントロールする中枢(大脳の咀嚼野)の脳細胞が活性化することに繋がります。

治療経過


左右の大臼歯にインプラントを埋入しました。これにより、しっかりと力を受け止める土台が完成しました。

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